重度の歯周病はどう治療する?治療法と費用、予防法も

2025年11月14日(金)

こんにちは。愛媛県伊予市にある歯医者「優歯科オフィス」です。

重度の歯周病になったイメージ

歯ぐきからの出血や口臭、歯の揺れなどの症状に悩まされていませんか。重度の歯周病は、歯の喪失につながる可能性がある厄介な病気です。

本記事では、重度の歯周病の具体的な症状や進行のリスク、そして治療法や費用について詳しく解説します。さらに、再発を防ぐための予防法についても紹介します。

重度の歯周病とは

重度の歯周病のイメージ

重度の歯周病とは、歯周病の進行段階のなかでももっとも深刻な状態のことを指します。歯肉炎や軽度・中等度の歯周炎を経て、歯を支える歯槽骨が大きく失われた状態です。歯がグラグラと揺れ、日常生活に支障をきたすこともあります。

歯周病の進行段階

歯周病は、歯を支える歯槽骨などの組織が、細菌感染によって炎症を起こし、少しずつ破壊されていく病気です。歯肉炎から歯周炎として進行していきます。

初期段階の歯肉炎では、歯茎に軽度の炎症が見られ、歯周ポケットも浅い状態です。この段階であれば、適切なブラッシングと歯科医院でのクリーニングによって元の健康な状態に戻せる可能性もあります。

しかし、治療を怠ると症状は進行し、歯周炎となると歯茎の腫れや出血、膿の排出といった症状が現れるようになります。歯周ポケットも深くなり、骨の破壊が徐々に進んでいきます。

歯周炎の状態のまま放置すると、さらに進行し重度歯周炎となります。ここまで進行すると歯を支えていた骨の半分以上が失われ、歯のぐらつきが強くなります。最終的には、歯が自然に抜け落ちたり、歯科医院で抜歯をせざるを得なくなったりするかもしれません。

また、重度歯周炎は歯ぐきや顎だけでなく、全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

重度の歯周病の特徴

重度の歯周病では、以下のような症状が現れます。

  • 歯肉の腫れ
  • 口臭
  • 出血
  • 歯が伸びて見える
  • 噛むと痛みが出る
  • 歯がグラつく

歯周病が重度になると、歯周組織の破壊がさらに進行するため、これまで以上に強い炎症反応が起こることがあります。炎症により歯ぐきが大きく腫れ、出血しやすくなります。また、歯を支える骨の破壊が進み、歯が長くなったように見えたり、グラつきが出たりするようになります。

さらに、歯が揺らぐことで食事に支障が出たり、最終的には歯が自然に抜け落ちることもあります。

重度の歯周病を治療する方法

スケーリングをするイメージ

重度の歯周病を治療する方法は、以下のとおりです。

歯周基本治療

どのような歯周病の状態でも、まずは歯周基本治療から行います。歯周基本治療とは、歯周病の進行を食い止めるために行う治療です。歯周基本治療では、主にスケーリングとルートプレーニング、ブラッシング指導を行います。

スケーリングは、歯にこびりついている歯垢・歯石を除去する処置です。ルートプレーニングとは、歯の根の部分を滑らかにして歯石が付着するのを防ぐための処置です。これらは同時に行われることも多いです。

歯周病治療においては口内のプラーク(歯垢)や歯石を減らし、細菌数を減らしていくことが重要ですが、そのためには患者さま自身のセルフケアも欠かせません。そのため、ブラッシング指導も実施するのが一般的です。

歯周外科治療

歯周ポケットが深くなり、歯周病菌の除去や清掃ができない場合には、歯茎を切開する歯周外科治療を行います。歯茎を切開して深部の歯石や歯周病菌を除去し、歯周ポケットを浅くすることで、歯周病の進行を抑えます。

歯周病の進行度合いによっては、歯茎の形を整える歯肉整形術や、歯槽骨を再生する歯周組織再生療法などの外科治療を行う場合もあります。

メンテナンスと再発予防

治療が終了した後も、歯周病の再発を防ぐためには定期的なメンテナンスが必要不可欠です。歯科医院では、少なくとも3〜6か月に1回の定期検診とクリーニングを推奨しています。

また、自宅でのセルフケアも非常に重要であり、正しい歯磨き方法やフロスの使用を継続することが、歯周病の再発防止につながります。

重度の歯周病を治療する場合にかかる費用

重度の歯周病を治療する場合にかかる費用のイメージ

歯周病を治療する場合にかかる費用は、治療内容によって異なります。

スケーリングの費用は、保険適用3割負担で2,000円から3,000円程度、ルートプレーニングの費用は2,000円から4,000円程度が目安です。歯周外科治療(フラップ手術)を受ける場合の費用は、保険適用の場合で3割負担なら3,000円から7,000円程度、自費診療の場合は1万〜3万円程度が目安でしょう。

自費診療の場合は歯科医院によって費用が異なるため、事前に確認しておきましょう。

重度の歯周病を治療する場合の注意点

重度の歯周病を治療する場合の注意点を説明するイメージ

重度の歯周病の治療では、症状の進行に応じて専門的な処置が必要となります。歯科医師の技術も重要ですが、治療を成功させるためには患者さま自身の理解と協力も欠かせません。

以下に、治療を受ける際に注意すべきポイントを解説します。

自宅でのケアが不可欠

歯周病の進行を抑えるためには、治療に加えて日常のセルフケアが欠かせません。歯周病が重度まで進行したということは、普段のセルフケアが不適切な可能性が高いため、歯科衛生士によるブラッシング指導を受け、効果的なブラッシング方法を身につける必要があります。

治療期間が長期化しやすい

歯周病の治療は1回や2回の通院で完了するものではありません。特に、重度の状態では、複数回にわたる処置と長期にわたる経過観察が必要になるため、治療期間が長くなる傾向があります。

たとえば、外科的手術を伴う場合や骨の再生療法を行う場合は、数か月以上かかることも少なくないでしょう。

治療後のメンテナンスを欠かさない

重度の歯周病の治療を成功させても、メンテナンスを怠れば再発する可能性があります。歯周病を再発させないように、日々心がけることが大切です。

再発を防ぐためには、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることが欠かせません。歯科医院でのメンテナンスでは、専用の機械を使用して歯磨きでは落としきれない汚れを除去します。

歯周病を予防する方法

歯周病を予防するために正しい方法で歯みがきを行うイメージ

ここでは、重度の歯周病に進行することを防ぐための、効果的な予防方法について詳しく解説します。

正しいブラッシング技術を習得する

歯周病予防の基本は、毎日のブラッシングです。最低でも1日2回行い、少なくとも1回は丁寧に磨く時間を確保しましょう。歯ブラシは斜め45度の角度で歯と歯茎の境目にあて、小刻みに動かします。1本1本を意識しながら、丁寧に磨くことを意識してください。

このとき、歯茎を大切にするために軽い力でブラッシングします。歯ブラシは小さめのものを選び、奥歯まで無理のない動作で磨けるようにしましょう。

生活習慣の見直しをする

歯周病のリスクを高める要因を取り除くことも大切です。毎日の生活習慣を見直して、禁煙したり、夜更かしを避けたりするなど、歯周病になりにくい体質に改善することも予防に役立ちます。

また、ストレスを溜め込まないことも大切です。ストレスを溜め込むと、歯ぎしりや食いしばりの原因になります。さらに全身の免疫力を低下させ、高血圧や糖尿病などの病気を引き起こすリスクも高まります。ストレスが溜まらないように、趣味や運動などを取り入れるようにしましょう。

定期的な歯科検診とプロフェッショナルケア

半年に一度程度は歯科医院での定期検診を受け、歯周ポケットの測定や歯ぐきの状態確認を受けることが大切です。歯周ポケットが深くなっている場合は、専門的なクリーニングが必要になります。

プロのケアとしては、スケーリング(歯石除去)やルートプレーニング(歯根の表面を滑らかにする処置)などが含まれます。これらは自宅のケアだけでは届かない部分の汚れを除去し、歯周病の再発予防にもつながります。

まとめ

重度の歯周病を治療して笑顔で仕事をする男性

重度の歯周病は、日常生活に支障をきたすだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。進行すると、歯を支えている骨が大きく破壊され、場合によっては歯を失うことにもつながりかねません。

しかし、重度まで進行していても、適切な治療とケアを受けることで状態を改善できます。また、治療が完了した後は、歯科医院での定期的なメンテナンスと、正しいブラッシングを継続することが欠かせません。毎日のケアを怠らないことで、再発防止につながります。

歯周病の治療を検討されている方は、愛媛県伊予市にある歯医者「優歯科オフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、成人の矯正のみならず小児の矯正にも力を入れています。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、予防歯科なども実施しています。

当院の診療案内ページはこちらWEB予約も24時間受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

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