歯のクリーニングは痛いって本当?痛みが出る原因や対処法、予防法も

2026年04月24日(金)

こんにちは。愛媛県伊予市にある歯医者「優歯科オフィス」です。

歯のクリーニングのイメージ

歯科医院で受けられるクリーニングは、歯の健康を維持するために欠かせない取り組みです。しかし、痛みに関する不安を抱えている方も少なくありません。「歯のクリーニングは痛いと聞いたけれど本当?」と思っている方もいるでしょう。

この記事では、歯のクリーニングで痛みが出る原因や痛みへの対処法、痛みの予防法などについて解説します。歯のクリーニングを受ける際の痛みが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

歯のクリーニングとは

歯のクリーニングとは何かについて考えている男性

歯のクリーニングとは、歯科医院で専用の器具を使って行う歯の清掃のことです。主に歯垢や歯石、着色汚れ(ステイン)などを除去することでお口の中を清潔な状態に保ち、虫歯や歯周病を予防します。

専用の超音波スケーラーを使って歯の表面や歯と歯ぐきの境目、歯周ポケット内の汚れを丁寧に除去します。超音波スケーラーは、微細な振動と水流で、硬く付着した歯石も効率よく落とすことができます。細かい部分はハンドスケーラーという手動の器具を使って丁寧に仕上げます。

歯石除去の後には、シリコンブラシやラバーカップといった柔らかい道具と研磨用のペーストを使って歯の表面を磨きます。これによって歯の表面がツルツルになり、歯垢や着色汚れが再付着しにくくなります。また、仕上げにフッ素塗布を行うことで歯質を強化し、虫歯の予防効果も期待できます。

定期的にクリーニングを受けることで、歯や歯ぐきの健康を長期的に守ることができます。

歯のクリーニングで痛みを感じる理由

歯周病になっている歯

歯のクリーニングは、本来ほとんど痛みを伴わない処置ですが、場合によっては痛みを感じることがあります。その背景には、口腔内の状態や施術の内容、さらには体質や生活習慣など、さまざまな要因が関係しています。

ここでは、歯のクリーニングで痛みを感じる理由をいくつか紹介します。

歯石が蓄積しているから

歯石は歯垢がかたく石灰化したもので、歯磨きでは落とせません。特に歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間、歯の裏側などにつきやすく、長期間放置していると歯ぐきの中にまで入り込むことがあります。歯石の表面には細菌がたまりやすく、歯ぐきを炎症させ、歯周病を進行させる原因にもなります。

歯石を除去する際は専門的な器具を使って削り取るため、歯ぐきに少なからず刺激が加わります。歯石が厚く付着していたり歯ぐきが腫れていたりすると、その刺激が痛みとして感じやすくなります。

歯周病が進行しているから

歯周病が進行している場合、歯ぐきが炎症を起こしていたり歯を支えている骨が減少していたりする可能性があります。こうした状態では、歯石を除去する際に歯ぐきや歯の根元に器具が触れただけで敏感に反応し、痛みを感じることがあります。

歯周病の進行度によって必要な処置やケアの仕方も変わってくるため、不安な方は歯科医師に相談しておきましょう。

知覚過敏になっているから

クリーニング中に歯に冷たい水や空気が当たると、鋭い痛みを感じることがあります。このような痛みは、知覚過敏の状態になっている場合に感じやすいです。

知覚過敏は、歯磨きの力が強すぎたり加齢で歯ぐきが下がったりすることによって引き起こされます。クリーニングで使用される超音波の振動や水流が刺激となり、一時的に痛みを感じることがあるのです。

エナメル質が薄くなっているから

強い歯ぎしりや食いしばり、酸性の飲食物の摂取などによって歯の表面を保護するエナメル質が摩耗していると、歯の内部にある象牙質が露出しやすくなります。象牙質には神経に通じる細い管があり、冷たい水や器具の振動が刺激となって痛みやしみる感覚を引き起こすことがあります。

歯のクリーニングで痛みを感じた時の対処法

歯のクリーニングで痛みを感じた時に相談できる歯科医師たち

歯のクリーニング中に痛みやしみる感覚を覚えたときは、我慢せずに歯科衛生士や歯科医師にはっきりと伝えることが大切です。施術には多少の刺激は伴いますが、それが不快なほど強ければ、器具の種類を変更したり力加減を調整したりしてもらうことができます。

また、痛みやストレスを軽減するためには、リラックスすることも重要です。口元や肩に力が入っていると余計に痛みを感じやすくなります。深呼吸をして体の力を抜くことで、痛みの感覚がやわらぐケースもあります。必要であれば休憩を挟むこともできるので、遠慮せずに申し出ましょう。

歯のクリーニングでの痛みを防ぐ方法

歯のクリーニングでの痛みを防ぐためにデンタルフロスを活用する女性

ここからは、歯のクリーニングによる痛みを予防する方法について解説します。

歯石を溜めない

歯石が多く付着していると、スケーラーの出力が強くなったり時間がかかったりして痛みが起こる可能性が高くなります。そのため、痛みを予防するためには、歯石を溜め込まないことが重要です。できるだけ歯石をつくらないように日ごろから丁寧に歯磨きを行い、歯垢をこまめに落とすよう意識しましょう。

特に、歯と歯ぐきの境目や歯の裏側は、歯垢が残りやすく歯石ができやすい部位です。歯ブラシだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシも使って毎日しっかりとお手入れを続けることが大切です。

また、3~6か月に1回を目安に定期的に歯のクリーニングを受け続けることも、歯石予防に効果的です。

歯周病などの治療を先に行う

歯のクリーニングを受ける前に、歯周病の治療を優先的に行うことも痛みの軽減に大いに役立ちます。歯周病が進行している状態では歯ぐきが敏感になっているため、クリーニングの際のわずかな刺激でも強く痛みを感じることがあります。

歯石が歯周ポケットに付着している場合は、器具がその奥まで触れることで歯ぐきにダメージを与え、痛みを招くリスクが高くなるでしょう。

こうした状態で無理にクリーニングを行うとかえって症状が悪化するおそれもあるため、まずは歯科医師による検査を受け、必要に応じて歯周病の治療を行うことが大切です。歯ぐきの炎症が落ち着いてからのクリーニングであれば、痛みを抑えながら清掃を進めることができます。

局所麻酔を使用する

どうしても痛みが不安な場合は、歯科医院で局所麻酔を希望することもできます。これにより、処置中の痛みを大幅に軽減することができます。特に、歯ぐきの奥深くまでクリーニングを行う場合などに有効です。

ただし、麻酔の効き方には個人差があります。また、処置後に一時的な違和感が残ることもあります。

事前に歯科医師に相談する

クリーニングに対して不安がある場合や、過去に痛みを感じた経験がある方は、施術前に歯科医師や歯科衛生士にその旨を伝えることが非常に重要です。痛みが心配な旨を伝えることは、安全に処置を進める上で欠かせません。

例えば、歯根が露出している部位や知覚過敏がある歯の周辺は、超音波スケーラーの出力を控えめにしたり手用スケーラーに切り替えたりすることで刺激を軽減できます。また、器具が触れることで痛みが出やすい箇所には、表面麻酔を使用する選択肢もあります。

歯のクリーニング後に注意すべきポイント

歯のクリーニング後に注意すべきポイント

歯のクリーニングを受けたあとはすっきりとした口腔環境を実感できますが、一方で一時的に歯や歯ぐきが敏感になることもあります。これらはよくある反応ですが、適切に対処することで不快感を抑えられます。

まず、クリーニング直後は歯が敏感になり、一時的に知覚過敏が起こることがあります。冷たい飲み物や熱い食べ物がしみることがあるため、施術当日は極端に温度の高い・低いものは避けましょう。刺激の少ない食事を心がけることも、歯への負担を減らす工夫のひとつです。

また、歯ぐきに腫れや出血がある場合は無理に強く磨こうとせず、やわらかめの歯ブラシで優しくケアすることが大切です。出血が続いたり痛みが強い場合は、我慢せずに歯科医院へ相談しましょう。

さらに、クリーニングで歯面が滑らかになると、汚れが再付着しにくい状態になります。この状態を長く維持するためには、毎日の歯磨きがとても重要です。歯科衛生士からのアドバイスをもとに、自分に合った正しいブラッシングを続けるようにしましょう。

クリーニングをきっかけに日頃の口腔ケアを見直すことで、健康な歯と歯ぐきを保ちやすくなります。

まとめ

クリーニングした綺麗な歯の女性

歯のクリーニング中に痛みを感じる原因としては、歯石の蓄積や歯周病の進行、知覚過敏の存在などが挙げられます。適切な対処法や事前のケアを意識することで、痛みを最小限に抑えられます。

クリーニングは歯の健康を守るために欠かせない大切な処置です。不安や疑問がある場合は、歯科医師や歯科衛生士に相談しながら、自分に合った方法で続けていきましょう。

歯のクリーニングを検討されている方は、愛媛県伊予市にある歯医者「優歯科オフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、成人の矯正のみならず小児の矯正にも力を入れています。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、予防歯科なども実施しています。

当院の診療案内ページはこちらWEB予約も24時間受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

優歯科オフィス

TEL 089-997-3555

〒799-3113 愛媛県伊予市米湊431-1

診療時間
9:00 - 12:30
14:00 - 18:00
【休診日】水曜午後・日曜日・祝祭日
▲土曜日は9:00~14:00まで診療(13:30最終受付)
TOP